かんぴょうの原料は何?栄養効果や美味しい煮方をご紹介!

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太巻き寿司に具としてよく入っている茶色のかんぴょう。

その「かんぴょう」の原料はどんなものかご存知でしょうか?

あまり身近な食材でない「かんぴょう」ですが、今回はその原料どん栄養効果があるのか、また簡単で美味しい「かんぴょうの甘辛煮」をご紹介します!

 

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かんぴょうの原料は?

「かんぴょう」というのは、スーパーでは白いひも状で販売されてますよね。

その形状でしか見たことがない方も多いのはないでしょうか。

一体この白い「かんぴょう」は何からできているのでしょうか?!

 

かんぴょうの原料「夕顔」とは?

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 〜夕顔〜 道の駅などでこのように売られています。

 

かんぴょうは、ウリ科の野菜である「夕顔」という野菜からできています。

夕顔は、ウリ科ユウガオ属の一年生つる草で、いわゆるウリの仲間です。

夏頃(7〜9月)に大きな実が育ちます!

その夕顔を細長く剥いて乾燥させたものが「かんぴょう」です。

夕顔そのものは淡白で素朴な味わいなので、様々なお料理に使える万能選手な野菜でもあるのです。

 

夕顔の由来

「夕顔」なんて聞くと、源氏物語を思い浮かべてしまったりしますが、どうしてこのような名前がついているのでしょう?

 

「夕顔」の名前の由来は、夕方に咲いた花が午前中にしぼんでしまうことからきています。

元々は北アフリカ原産ですが、平安時代に中国から日本に伝わってきました。

 

夕顔の産地

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〜夕顔のお花〜

 

夕顔の産地は栃木県、新潟県、長野県などで、その地域で「かんぴょう」の生産がさかんです。

その中でも、栃木県が日本のかんぴょうの生産量の80%以上を占めています!

圧倒的なシェアですね!

その栃木では、毎年1月10日「かんぴょうの日」とされ、かんぴょう祭りが開催されています♪

 

 

産地ではないのですが、昔から夕顔の消費量が多いのは岩手県と言われています。

夕顔の中の“わた”を取って、煮物にして食べる「夕顔煮」が岩手では “おふくろの味” としておなじみの家庭料理なんです。

 

 

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かんぴょうの栄養効果は?

かんぴょうは見た目が白く地味?なので、栄養があまりあるように見えますよね?

しかし、身体にうれしい栄養効果があるのです!

 

かんぴょうの3大栄養素

  1. 食物繊維
  2. カルシウム
  3. カリウム

 

①食物繊維は野菜でトップ!!

野菜の食物繊維量(100g中)

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出典:かんぴょうのマルキン渡辺商店

 

上記の表を見てもわかるとおり、なんと、かんぴょうの「食物繊維」量は野菜の中でトップです。

成人では食物繊維の目標摂取量が常に足りてないと言われています。

食物繊維の不足は、糖尿病といった生活習慣病になりやすいリスクがあるのでぜひ食物繊維を豊富に含んだ「かんぴょう」を普段から積極的に摂れるといいですね。

 

②カルシウム

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かんぴょうには「カルシウム」も多く含まれています。

かんぴょうの優れた点は、カルシウムはマグネシウム」と一緒に摂ると相乗効果があるのですが、かんぴょうにはそのマグネシウムもちゃんと含まれているのです!

なので、かんぴょうを食べれば、「カルシウム」の栄養効果を無駄無く吸収することができます。

「カルシウム」は骨を丈夫にすること以外に、リラックス効果もあるので、疲れを感じた時には、すすんで摂取したい栄養素でもあります。

 

③カリウム

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かんぴょうには「カリウム」も豊富に含まれています。

「カリウム」には過剰なナトリウムを体外に排出し、血圧を正常に保つ働きがあります。

心臓の働きを整え、不正脈を防ぐ効果もあると期待されています。

 

かんぴょうは「食物繊維」が多いことから便の排出をスムーズにする効果が大きいので、それが「腸内環境を整える」ことにつながり便秘を解消することから「ダイエット」にもオススメです!

 

ヨーグルトなどを食べてもお通じがイマイチな方は、一度「かんぴょう」も食生活に摂り入れてお通じの様子をみてはいかがでしょうか?

 

かんぴょうの美味しい煮方

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とても栄養価が高く、便秘対策にもなる「かんぴょう」

ぜひお家でも手軽に食べたいですよね。

そんな「かんぴょう」の美味しい煮方をご紹介します!

 

かんぴょうを煮る時のポイント!

かんぴょうを下ゆでをして、柔らかくなってから調味料で味をしみ込ませるのが美味しくするコツです!

ちらし寿司や炊き込み御飯など、作っておくといろいろ応用できる「甘辛煮」のレシピをご紹介します。

煮るだけなので簡単にできちゃうでのぜひ作ってみてくださいね ♪

 

かんぴょうの甘辛煮<レシピ>

<材料>

かんぴょう(乾燥) 25g

塩 小さじ1/2程度

水(茹でる用)

 

出汁: 100ml

砂糖: 大さじ2

みりん:大さじ2

醤油: 大さじ2

 

<作り方>

かんぴょうは水でさっと洗い、ボウルに入れて3分ほど水に浸します。

② かんぴょうの水気を切り、でもみ洗いします。塩を軽く洗い流してザルなどで水気を切っておきます。

③ 熱湯で10分ほど茹でます。

④ 柔らかくなったら、ザルにあげます。

⑤ 粗熱が取れたらかんぴょうを食べやすい大きさに切ります。 

⑥ お鍋に出汁調味料を入れて火にかけます。(中火)

⑦ 煮たってきたら「かんぴょう」を入れて弱火にし、10分くらい煮たら完成です!

 

戻した「干し椎茸」と一緒に煮ても美味しいですよ。

その場合は、椎茸を戻した水を出汁として使ってくださいね。味に深みがでて一層美味しくなります。

椎茸や他の具材を入れた場合は、調味料を増やして調整してくださいね。

 

この甘辛には「冷凍」保存もできるので、少し多めに作って作りおきとして活用もできます♪

 

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◆かんぴょうの原料:夕顔というウリ科の野菜

◆かんぴょうの生産地:栃木圏(日本の80%)

◆3栄養効果:「食物繊維」「カルシウム」「カリウム」

◆簡単な甘辛煮を作っておくと常備菜にもなってグッドです♪

 

普段あまり食べることのない「かんぴょう」ですが、食物繊維もたっぷりでカロリーも控えめとよいポイントが意外とありました。

地味で目立たない「かんぴょう」ですが、ぜひ今度スーパーで手に取ってみてくださいね ♪

 

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